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フラプッチ~のダイビング日記。

EFR取得

去年の夏、日本で始めてセルフで潜りました
(ちなみにフラプッチ、初のファンダイブはグレートバリアリーフでセルフでした)
このとき、経験本数21本。一緒に潜ったバディには、バディをやらせたというより、ガイドをやらせてしまったようで、反省。
ナビゲーションが自分で出来るようにならなければ、と思い、またその後日には、バディに何かあったときにもある程度は対処できるようにならなければ、と考えるようになり、「来年の夏まえにはレスキューを取って、夏~秋は日本でセルフで潜ろう」という目標を立てました。
アドバンスを取ったのも、その計画の一環だったのです。

レスキュー取るんだ!と言ったら、タイ人のダイマスさんたちからは「そんなの要らないよ!」と散々言われましたが、「レスキューの必要性は、どこまで自分で自分の面倒をみたいか、によるんじゃない?」っていうだいばーさんの言葉で再度決意。

気のあう仲間と、楽しく安全に一緒に潜りたいんだよね~@ビダ・ナイ、ピピ島
EFR取得_d0056263_1231636.jpgというわけで。
レスキューの前提となる、エマージェンシー・ファースト・レスポンス・プログラム(以下EFR)を受講してきました。
PADIによるとコース習得後は「CPR(心肺蘇生法)や応急手当を含み、緊急時に迅速で最善の行動がとれるようになる」というコースで、基本的にダイビングとは無関係。PADIはこのコースを作るために子会社を作ったらしい。(海に関係ないから?笑)

これがなかなか楽しくて、もっと勉強したい!っていう位の内容でした。意外に心肺のマッサージが重労働だったのが驚きでしたが。

ここのイントラさん、久しぶりに会ったけど相変わらず愉快な人で、彼の講習っていうのも楽しかった。
イントラさん:「あっ、部長が職場で倒れたっ!どうしますかっ?!」
フラプッチ:「そんなの見殺しに決まってんじゃん!!」
…ってのは冗談ですよ。たぶん。

講習を受けながら思い出したことが。
以前クリスマスに、アメリカ人の友達のうちに前後1週間ほどお邪魔していた時のこと。クリスマスの朝、これから家族揃ってクリスマス・ディナー(ここの家庭では伝統的に、クリスマスの朝は盛大な料理を食べるので、朝からディナーを頂くのです)を頂きます!っていうところで、ママさん方のお父さんであるおじいちゃんが心臓発作を起こして倒れたのです。救急車が来るまで結構時間がかかり、ママさんを筆頭にファミリー一同もうパニック状態。結局一命は取りとめたものの、その後数週間入院。あのとき、一次ケアとして何かしてあげられれば、回復ももっと早かったのかもしれない・・・と思いました。本人の体だけでなく周囲のケアの負担も減ったし、アメリカ医療費激高だから1日でも早く退院できたら金銭的負担がかなり違うしね。それに、救急隊員の人に色々聞かれたけど、誰も何もわかってなくて、役立つ情報も特にあげられなかった、これも先に色々調べておければロスタイムが減ったのに、と講習後思いました。
余談だけど、この日は、麻薬の更生施設に入っていてクリスマスにも帰宅が許されなかった友達の妹が施設内で自殺を図り、この件でもファミリー一同パニックに…。なんだかもの凄いクリスマスでした。
by frappucci | 2006-07-04 12:56