人気ブログランキング | 話題のタグを見る

フラプッチ~のダイビング日記。

[dive.328] リベンジの一本は諦めの一本

というわけでログに何のお魚も書いてないこの1本。
ダイビング日記では大抵撮った順に写真を載せてるのですが、まず最初は前回1本目でも撮ってたオニサルハゼ。今回は一応図鑑を見てみました(前回は時間が無くて^^;)Oxyurichthys papuensis 英名Frogface Sleepergoby。和名では鬼猿、英語でも蛙顔ってどっちからも酷い言われようですがヒレ開いてると綺麗ですね、第一背鰭も開いてたら良かったのにナ~
で、「日本のハゼ」は英名併記なんですね、書き込まないで済んで良かった…(なぜ書き込んでる?って言われてもなんですけど、2冊の図鑑見比べるのにいちいち良くわからない学名で引きなおすのもめんどいので…)
[dive.328] リベンジの一本は諦めの一本_d0056263_2351888.jpg

性懲りも無くリボンゴビー。しかし、1本目から前進が見られません。いや、気持ちお尻向けられてる角度が浅くなってストロボの当たりが悪くなったかな←だめじゃん?みたいな
[dive.328] リベンジの一本は諦めの一本_d0056263_2352873.jpg

これも既出、ケリドヌラ・ワリアンス Chelidonura varianceという表記も見かけました。 ベルベットウミウシは通称のよう。実はヒラムシ退治対策としてブルーラインシースラッグという名前でかなりペットショップで流通しているみたいですが、その割には水族館では見かけたことないなぁ。逆にコンスタントにヒラムシを与えることが難しいからでしょうか?なんか口のところがもしゃもしゃしてるから、砂でも漉し取って餌食べるのかなぁとか思いましたが、違ったみたいですね?
[dive.328] リベンジの一本は諦めの一本_d0056263_2363458.jpg

…で、こいつが
[dive.328] リベンジの一本は諦めの一本_d0056263_2365382.jpg日本の海水魚最初から最後まで見たけどワカリマセンでした…
しかし、後にあげるスズメダイの例もあるのでフラプッチの『図鑑で見つからない』は、かなり信憑性が低いです。自分で言うのもなんですけど。

追記)Reef Fish Identicication Tropical Pacificのほうも2回最初から最後まで見たんですがやっぱり名前がワカラナイ。。。すっごい特徴あるコなのになぁ。ホントに図鑑に載ってないのかな?!←我ながら見落とした可能性大と思うんですが
更に追記)ヒメオニオコゼかオニオコゼじゃない?とのご指摘、ありがとうございます>Aさん
フラプッチもヒメオニオコゼはにてるかも~って図鑑暫く眺めてたんですが、図鑑の写真はこんなに平べったいお魚に見えないな~って却下してまいました><


このブログを良く読んでくれてる方で、若干一名、こんなお顔が好きそう~な方が頭に浮かんだので、お顔のアップも撮って参りました
[dive.328] リベンジの一本は諦めの一本_d0056263_2371699.jpg

で、ひええハゼ!と思ったのですが、頬のあたりのラインとか見てると、1本目でも写真載せた名前着いてないコじゃん!ってことで片付けました。やれやれ
[dive.328] リベンジの一本は諦めの一本_d0056263_2372771.jpg

[dive.328] リベンジの一本は諦めの一本_d0056263_2374625.jpgこれは…ガイドさんがショップのブログに載せてたのと同じ時に撮ったコだと思うので、それならイバラタツ♪←そういう同定の仕方かい

でも一応図鑑見たよ。英名Thorny Seahorse 英名でもトゲトゲしたタツノオトシゴっていう名前なんですね。学名でもHippocampus histrix のhippoってラテン語で馬な気がする…属名のHippocampusはそのまんま海馬ってトコなのかもネ?うーん、名前調べるのが少し楽しくなってきたかも?

…と思った矢先に躓いたのがコレ
ホワイト・ダムゼルの幼魚と混同してたよ~なんだっけ?って図鑑のスズメダイのところでまたもや見つけられず、結局自分のブログを探して名前発見(=_=;)。ブラックバンデッドデモイゼル Black-Banded Demoiselle Amblypomacentrus brevicepsの幼魚ですね。成魚とちょっと違うからわかんなかった>< ってゆか好きなお魚の名前ぐらい憶えたいねぇ…たまに一発で憶えるのもあるんだけど。隣の席&同じチーム(しかも2人チーム………)の同僚の名前を2年経っても憶えなかったけど(というか呼ぼうとすると2回に1回位ど忘れする)。絶対忘れない人もいるんだけどなぁ…。この差は何?
[dive.328] リベンジの一本は諦めの一本_d0056263_23203568.jpg

え~…なんか話が痛いんですが(つか全然ダイビング日記じゃないんですが)
痛いついでにもうひとつお魚の名前の話。
OW取った半年後に行ったマクタンで、良く向かってくるのでにらめっこしては「勝った~!」って喜んでた(暫く睨んでると向こうが根負けして逃げる)お魚。目がギラっとしてて、勝手にデビルマンと名付けてそれ以来フラプッチの中ではデビルマンだったお魚と、かれこれ2年以上可愛いから幼魚を撮りたいなぁと思ってたルリホシスズメダイが同じ魚だった!!…ってことがこのダイビングに入るちょっと前ぐらいに判明(@_@)びっくりしたよー

ガイドさんに、ルリホシスズメダイ撮りたいって言ったら、いっぱい居るじゃんって言われて図鑑見直して気付いたんだっけかな?というわけで記念にちょっと青年ぐらいのコと、もうちょい大きいコを撮影。
[dive.328] リベンジの一本は諦めの一本_d0056263_23103735.jpg

ずーっと撮りたいと思ってるのは2cmとかソレぐらいのコなんですが~そんな大きさのコは見つけられませんでした。いやぁやっぱり図鑑は見てみるもんですね~。で、ルリホシスズメダイ Plectroglyphidodon lacrymatus の英名はJewel Damselでした。デビルマンより全然綺麗なんですけど^^ でもやっぱ成魚は悪そうな顔してるよねぇ、向かってくるし^^
[dive.328] リベンジの一本は諦めの一本_d0056263_23111194.jpg

いやぁベラとかもですが、スズメダイもチビの時と大きくなってからが凄い違うのとか多いから、どっちかだけ見てどっちかを判別出来ないですねぇ~(え?ルリホシは出来るだろって??)

でも、今回のお目当て、クロスダムゼル Cross's Damsel Neoglyphidodon crossiなんかもホントに大人になっちゃうと違うんです。
だってこんなんだもん
[dive.328] リベンジの一本は諦めの一本_d0056263_23113284.jpg

一応真横からも
…あぁ、あの子供の頃の可愛さはドコに…ってなんか白人有名子役みたいですが。いやフラプッチの友達でも居ますが。俺子供の時はCM出てたんだぜぇ~っていう人が。可愛かったってことが想像つかないっていう(あっ、失礼^^;)
[dive.328] リベンジの一本は諦めの一本_d0056263_23305594.jpg


なんかダイビング日記というかこれこそ無駄話の連打ですが~
肝心のクロスダムゼルのチビちゃんは!!
[dive.328] リベンジの一本は諦めの一本_d0056263_23124037.jpg

…寄ったはいいけど、今度はフラプッチのピン合わせが追いつきません~!INONの磁石リングは大きくてとても操作し易いし、ピントもとってもあわせやすいんです。でもフラプッチが鈍いもんでやっぱり追いつかない。。。シャッターが切れるところまで持っていけない。ちょっと無理やりだけど!って何度か切ったシャッターはやっぱりピン甘が殆ど。このサイズまで小さくしてもこんなにボンヤリしてるぐらいなので話になりません。
[dive.328] リベンジの一本は諦めの一本_d0056263_23231832.jpg
唯一ジャスピンだったのは…
か、体曲げちゃっててしっぽがみえませーん
[dive.328] リベンジの一本は諦めの一本_d0056263_23134547.jpg

…本当は、この個体を「1枚」撮ったら、もうひと個体、さらに小さいやつを撮りたかったんです。
でも、こっちのコを撮るのに思ったより苦闘してしまった…。

フラプッチ、ダイブタイムは今回、70分maxでお願いしていました。
フラプッチ、減圧理論にはそんなに詳しくないのですが、わかってることは。。。
・6mより浅いところでも減圧症は発生する
 (現在の減圧理論は6m以浅では発生しない前提で、それに変わる理論が出ていないため便宜上6m以浅では発生しない仮定で減圧テーブルが作られていますが、実際には何十年も前に学会で6m以浅での減圧症発症が報告されていた…と記憶しています。
・いわゆる”遅い”組織(=窒素を溜め込むのが遅い。ついでに排出も遅い)が飽和するのは60分程度(かな?これあまり自信ないんですが)
ということ。浅くても長いダイビングは危険なのです。

前回のバリでは、80分程のダイビングになることが多く、毎回時間を気にしていました。でも自分のせいでダイブタイムが短くなるのもイヤだし、まぁなるべく自分だけでもキモチ早めに上がる方向に向かったりして。今回はワンツーマンなので本当は60分でお願いしようかな…と思いつつ、前回のバリでは毎回80分近くで1日4ダイブやった日もありーの、デコはだしまりくり~の、で大丈夫だったしぃ~、80分を60分にする勇気がぁ…というわけで70分(って話をこの前ダイバー仲間にしたらそんなんでええんか!って散々突っ込まれましたが)。

このクロス1個体目でジャスピンとりあえず1枚撮った!って時で既に78分位?浅い場所なので、ダイコンは既に200分表示。そして、すぐそこにもう一匹、もっと小さくてもっと可愛いのが居る…でも、1個体目の苦戦を考えれば、このコに取り掛かればプラス10分は確実。ダメダダメダ!って泣く泣く諦めました。くぅぅ~、悔しい…、普通の体なら…。しかもここでやめてもやめなくても、減圧症になったかどうかは結局わからないのに諦めなきゃいけないなんて…。
撮れなかったコを、1枚だけ記念に撮って上がりました。
[dive.328] リベンジの一本は諦めの一本_d0056263_23165250.jpg

ボートから海岸へ上がると、これまで殆ど降られなかった雨がスコールのように降り出しました。
持参してたビニールのポンチョを羽織って駆け出しました。
ちょっとのぼせた頭を冷やすにはちょうどいい位、冷たい雨でした。
by frappucci | 2009-02-24 23:17 | ダイビング日記