トランスメディア提供アイコン01 自然を愛でる旅行者はエコか?

リゾート地に行政が怒った! 「海を汚す者は去るべし」 Excite エキサイト 中国ニュース

自然を堪能する旅行者はエコ、という誤解。
それはダイバーにもあると思う。
先日、「海と環境問題について研究している」という大学院生から、ダイバーとして話を聞きたいと言われてお会いしました。ので、夢を壊すようで申し訳ないけど「ダイバーはエコじゃない。」と話しました。
海に入って珊瑚を折って回る。わざとじゃないのが殆どだけど、フラプッチ自身、サンゴに座って記念撮影中のダイバー軍団を目撃したことがあります。中には悪意を持って生物を害するダイバーも居る。「珍しい魚を他の人に写真に撮らせないために」わざわざハゼを殺す薬品を持ち込んで撮影後流し込んだり動きの遅い魚は指で潰したりナイフで刺したり。日本人でそんな話は聞かないのは幸いですがそういう文化の国もあると聞きました。
そして、ウェットスーツが着易いからとボディシャンプーのような合成洗剤を大量に使ってそれを海に流す。直接流さなくても、ダイビングするような僻地は下水処理がしっかりしてなくてほぼ海に垂れ流しというところも多いでしょう。ウェットは水で着ても、体は石鹸で洗っても、合成洗剤のシャンプーリンスしていればそういうところだったら同じこと。
そもそも僻地にビジネスが入れば、道を切り開き、建物を建てて電気水道を通して交通手段は車での少人数移動…どれ考えても環境には良くない。人間なんか、すでにコンクリで固めてある都会に押し込んで出ないようにしておけば、環境のためにはきっと一番良いのです。東京なら下水も飲めるレベルまで浄化するし。
僻地まで移動すること自体も環境には良くない。特に飛行機の移動は、それによって使われる燃料考えると、全然エコじゃありません。
なのに海に入っていくから、あたしたちエコよね~ってそれは誤解かな、と。

でも何でも程度問題。環境問題だけ考えたらそもそも人口を最低でも20世紀初頭のレベルまで戻さないと無理な気がします。いままでこれだけの人口の割に問題にならなかったのは、貧しさのために犠牲になってる人たちが居るから。食物もこの人口を賄えるほどには生産できないはずだけれど、均等にまわってないお陰で一定地域の人たちは餓死する一方でわたしたちは贅沢し放題、食べ放題。石油もこの人口を支えるほど生産していないけれど、石油の恩恵受けてるのも地球全体ではないのでなんとかなってる。たとえばアメリカと同じレベルで中国人が車を使うようになると、中国一カ国だけで、数年前の世界のガソリン消費量と同じだけのガソリンを消費するようになるとのこと。先日会ったアメリカ人が、最近はガソリン高でバスを使う人が増えたと言ってたけど、逆を言えばバスでも事足りるのに面倒だからと今までは車を使っていたということです。
でも、じゃぁ、20世紀初頭に人口を戻すために3/4の人間を粛清するかってしないでしょう。海外旅行禁止とかダイビング禁止とかもしないでしょう。車をやめて全て自転車とかもありえないでしょう。ペットボトル入りのミネラルウォーターだって反対運動している人は居るけど、ミネラルウォーターのほうがおいしくて水道水や冷まし湯は嫌な人、面倒な人も居るでしょう。
人間の活動はもともとエコじゃないんです。

そして、ほかの人間活動がそうであるように、自然を堪能する活動というのも、その自然の犠牲の上に成り立っている面があります。それはもう仕方ない。
ただ、自然に入るときはお邪魔しているんだっていうのを忘れないように、そして自然を壊さないよう出来る範囲で…出来るだけのことはしていけたらなぁと思います。フラプッチがダイビングの時いつもメッシュで出来た小袋をもってるのも、ゴミ回収のため。罪悪感へのちょっとした言い訳みたいなものです。意外とそんなにゴミは落ちてませんが。。。(見えてないだけかも?)逆にあまりたくさんあると結局諦めたりもします。

そういやできる範囲でエコってのがロハスだったんですよね。そのために多少高くついても、それが許容範囲なら甘んじて受けましょうっていうのが。なんか日本ではどっかの会社が商標登録したりでビジネスの匂いがぷんぷんして、ついでにアメリカのバカセレブのザマスイヤミ風味&ロハスな四駆とか段々意味不明ファッションになってきてすっかり死語になった気がしますが。ロハス。日本でも最近にわか似非エコ芸能人が増えているようですが。

話はもどって。

しかしさすがは中国。行政が強いです。
海を汚染する会場レストランの営業者に撤去を言い渡すっていうのはいいとしても、9/9に通達して期限が9/25って(^^)まぁ環境的には早いほうがいいんでしょうケド。



報道内容の記録(ニュースは消されてしまうので)
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 9日付中国新聞社電によると、海南省内にある三亜市は中国有数のリゾート地。「漁排料理(海上レストラン)」で味わう海鮮料理が人気のスポットだが、汚水処理の問題が未解決という理由で同市の行政はこのほど、海上レストランの営業者に対して9月 25日までに店を撤去するよう通達を出した。

 海上レストランは旅行客の増加に伴い、昔からあった9件から22件へと激増した。しかし、店から排出される汚水や廃棄物、旅行客が海に捨てるごみが海上汚染を招く「元凶」となり、周辺海域は深刻な汚染に悩まされていた。今回の通達は、レストラン側での汚染改善が難しいと判断されたことによる。

写真は「問題」の海上レストラン。
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by frappucci | 2008-09-10 10:23 | つぶやき。。。

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