トランスメディア提供アイコン01 観光客の権利?

ある時ハウスリーフでエントリした時、珍しく砂や魚のフンで水がにごりまくっててびっくり。こういうこともあるんだなぁ、なんて思っていたら、そのうち前方にダイバー団体様発見。なんと、5、6人で一塊になり皆で珊瑚の上に立ったり座ったりして記念撮影中。しかも2つのグループがあっちとこっちで。更に奥ではもう1グループがこれから撮影会のご様子…。ガイドさんによるとエントリ時の水の濁りもこのグループの仕業だとか。しかも、いつものことらしい。

このショップ、毎日何十人も客が来てて大繁盛。そこではお土産にしたり、ペットショップに売りさばくために魚を捕まえる客やガイドもいるのだとか。それで、この辺りではここのハウスリーフにしかいなかった珍しい魚はいなくなっちゃったし、最近までいたピグミー・シーホースもいたけど採られちゃったんだろうという話。この話をしてくれた人は指導団体やフィリピンの珊瑚保全の団体に相談したこともあるけど、何の対応もしてくれなかったんだそう。となるとProject Aw○reなんて、単なるポーズなのかと疑いたくなっちゃいます。

大繁盛のショップ。こんな大勢で珊瑚壊しにかかられたらタマラナイですよ…
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ここのショップは○○人専用。○○人がセブに特によく来るようになったのはついこの2、3年だそうで、まだ教育が行き届いていないだけなのかも。けど、日々壊されていく珊瑚は待ってくれません。

○○の文化では、日本でもありがちだけど、「お客様は神様」「金さえ払えば何してもよい」という考え方が特に強いらしい(フラプッチ自身も仕事等を通して感じたことあるけど)。ちなみにそういう意識を持った○○人観光客が店で暴れて問題になったり、お店の女性に暴力を働いてガードマンによって銃殺されたケースまであるそうです。

けど、観光客で、お金を落とせば、リーフの保護料を払えば、それでサンゴを傷つける権利が発生するのか?正直、何十年、何百年とかかって育った珊瑚をだめにして、たかだか数千円とか数万円のお金で解決なんか到底しないよね

でも○○人だけの話ではありません。日本にも「旅の恥はかきすて」ということわざがあるし。
以前ブログで、フィンで珊瑚を蹴ってしまうという日本人ダイバーが「あるポイントの珊瑚が駄目になったら、また別のところに行けばいい」という趣旨のことを書いていたことがありました。オーストラリアのグレートバリアリーフでは、ひとつのポイントは10年もするとかなり酷くなってしまうと現地で聞いたけど、その珊瑚が回復するのにどれ位かかるのか…ダイビングの良さを人に伝えるとき、珊瑚の脆さも伝えたいものです。で、ダイバーにはポイント変える前にスキル上げろ、と。

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…この日のタナボタ。安全停止中に発見。本来は夜にしか見られないのだそうですが、ショップの人曰く「あまりに水が濁って暗かったから、間違えて出てきちゃったんじゃないの(苦笑)」。そんなことあるのかなぁ。…せっかくお姿拝見できても砂で顔が見えなかったけど。フラプッチはその砂をあおってどけることさえ躊躇するのだけど、それはそれで大げさなのかなぁ?

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…念のために注釈。海の中で見たこと以外は人から聞いた話ですが、滞在中色々な現地の人から聞かされたものを総合したものです。更に念のため、現地の人と話しててフラプッチから○○人についての話を始めたことは一度もありません。外見が似てるから向こうが話し始めるのか?皆が口を揃えてこの話をし始めるのが不思議だったくらいだけど、それだけ現地の人の印象が強いのかなぁ、と解釈してました。いずれにせよ、ひとつの国の人たちを一塊に扱って誹謗中傷するために書いた記事ではありません。。

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by frappucci | 2005-11-30 19:34 | つぶやき。。。

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