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フラプッチ~のダイビング日記。

お魚にお腹を切り裂かれたダイバー

ハワイでナイト・ダイビングをしていた19歳男性が、水中で突撃してきたダツにお腹を切り裂かれたそうです。

(お腹一面縫われた男性の腹部写真。ちょっと怖いです)

このダツ、というのは結構危険な魚のようで、死亡事故などもあるようです。

以下ダイビング トラブル情報より抜粋

 * ダツによる死亡事故
主に素もぐりの漁師が夜襲われます、ダツは臆病な魚で灯りに飛び込む性格があり夜水中ライトをつけて泳ぐ漁師のライトに飛び込み漁師のノドに突き刺さってしまった死亡事故です これが偶然でなく良くあります ナイトダイビングでライトを持って水面を移動するときは要注意です 夜 海岸での焚き火に飛び込んできたなんて話もあります。

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以下沖縄・海の危険生物 より抜粋

夜のダイビングや漁においてはとても危険な魚です。ライトの明かりに突っ込んくるダツが突き刺さるという事故が起きます。水中で刺されると、出血が止まらなくなり出血多量により死にいたることがあります。電灯漁の漁師さんの事故が多いそうです。

夜間のダイビングでの水中ライトの向け方には注意が必要です。ライトは体から離し、海底に向けて照らすこと。
四方八方に照らしたり、ふざけたりしないこと(とても危険です)。特に水深1mまでの浅い部分での事故が多いので浅瀬では特に気をつけましょう。

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グレートバリアリーフでナイト・ダイブをしたときも、「水面でロープにつかまって垂直でいるときに、横方向にライトを照らさないこと」と注意を受けました。

エントリ時に一緒になったガイジングループにはブリーフィングでそうした説明がなかったのか、早速水面でライトを水平に照らしてる、私と同じくCカード取り立ての人がいたので、「ライトは垂直に持って」と言ったら、ヘンな顔されました(水面で時間もなかったんで説明がきちんとできなかったんだけどね…)。イントラさんには、こういうことは、きちんと伝えて欲しいですね。ハワイで事故にあった人も、そういうことを知らなかったのではないでしょうか。
by frappucci | 2005-08-03 13:01 | 危険情報